フィッシング対策コード
別名: アンチフィッシングコード · anti-phishing code · なりすまし防止コード
定義
フィッシング対策コードとは、取引所から届く正規のメールに利用者が設定した合言葉を表示させ、偽メールと見分けやすくする機能です。
フィッシング対策コードの仕組み
多くの海外取引所では、セキュリティ設定から好きな文字列をフィッシング対策コードとして登録できます。登録後は、その取引所から届く正規のメールに、必ずあなたのコードが記載されるようになります。
偽メールの送り主はあなたのコードを知らないため、コードがない、または違うメールは偽物だと判断できます。ロゴや差出人名、文面がそっくりでも、コードの有無で見分けられるのが利点です。
ただし、すべての経路を守るわけではありません。SMS、SNSのDM、検索広告の偽サイトにはコードが表示されないため、メール以外の連絡は別途疑ってかかる必要があります。取引所によっては、ログイン画面や出金画面にもコードを表示する設定があります。
具体例
あなたがフィッシング対策コードに「ume2026」と設定したとします。後日「出金が保留されました。24時間以内に確認してください」というメールが届きました。本文を探してもume2026の記載がなく、リンク先のドメインも公式と1文字違いでした。この時点で偽メールと判断し、リンクは開かず、ブックマークした公式サイトから直接ログインして状況を確認します。
よくある失敗
- パスワードや誕生日など、推測されやすい文字列をコードに設定すること。
- コードを設定しただけで満足し、届いたメールでコードを確認する習慣がないこと。
- SMSやSNSで届いた連絡も、コードがないのに正規だと思い込むこと。
学んで試す
よくある質問
フィッシング対策コードは他人に知られても大丈夫ですか?
知られると、偽メールにそのコードを入れられてしまい、見分ける効果がなくなります。他人に教えず、SNSなどにも載せないでください。
コードが入ったメールなら、リンクを開いても安全ですか?
正規メールである可能性は高まりますが、リンクよりもブックマークや公式アプリからアクセスする方が安全です。習慣として公式経路を使いましょう。