フィッシング詐欺
別名: フィッシング · phishing · 偽サイト詐欺
定義
フィッシング詐欺とは、取引所やウォレットを装った偽のサイト、メール、メッセージで、ログイン情報やシードフレーズを入力させたり、悪意ある取引に署名させたりする詐欺です。
フィッシング詐欺の仕組み
代表的な手口は、公式に似せたドメインの偽サイト、検索広告の偽リンク、「アカウントが凍結されます」などと急がせるメールやSMS、SNSやTelegramの偽サポートです。
暗号資産ならではの手口として、ウォレットを接続させて悪意あるトークン承認や署名をさせるものがあります。この場合パスワードを盗まれなくても、署名1回で資産が抜き取られることがあります。
対策の基本は、公式サイトをブックマークして毎回そこから開くこと、届いたリンクを開かないこと、署名前にウォレットに表示される内容を読むことです。正規の取引所やウォレットがシードフレーズを尋ねることはありません。
具体例
「エアドロップ対象です。48時間以内に受け取ってください」というDMが届き、リンク先にウォレットを接続すると、USDTの承認を求める画面が出たとします。承認額が「無制限」になっていれば、署名した瞬間にウォレット内の2,500 USDTを相手のコントラクトがいつでも引き出せる状態になります。ここで署名を拒否し、ウィンドウを閉じれば被害はありません。
よくある失敗
- 検索結果の一番上に出た広告リンクを公式サイトだと思い込むこと。
- 「至急」「凍結」などの言葉に焦って、メール内のリンクからログインすること。
- ウォレットの承認画面の内容を読まずに「確認」を押すこと。
学んで試す
よくある質問
フィッシングサイトにログインしてしまったらどうすればよいですか?
すぐに公式サイトからパスワードを変更し、2FAを再設定し、APIキーや出金アドレスに不審な変更がないか確認します。取引所のサポートにも連絡しましょう。
偽サイトでウォレットを接続しただけなら大丈夫ですか?
接続だけでは通常資産は動きませんが、その後に承認や署名をしていれば危険です。署名した場合は承認を取り消すか、資産を新しいウォレットに移しましょう。