ウォレットとセキュリティ

メモ/宛先タグ(Memo・Destination Tag)

別名: メモ · 宛先タグ · デスティネーションタグ · Memo · Tag

定義

メモ(宛先タグ)とは、XRPやXLMなど一部の暗号資産で、同じ入金アドレスを共有する利用者の中から受取人を特定するための追加の番号や文字列です。

メモ/宛先タグの仕組み

取引所は、XRP、XLM、EOS、ATOM、TONなど一部の銘柄で、多くの利用者に共通の入金アドレスを使っています。そこで誰の入金かを区別するために、利用者ごとのメモやタグを発行します。

送金時にメモを入れ忘れたり間違えたりすると、資金は取引所のアドレスには届いても、あなたの口座には反映されません。多くの場合はサポートへの申請で復旧できますが、時間がかかったり手数料がかかったりすることがあります。

取引所によって「メモ」「タグ」「Destination Tag」「コメント」など呼び名が違います。入金画面にメモ欄が表示されたら、アドレスと同じくらい重要な情報だと考えてください。

具体例

取引所Bの入金画面で、XRPの入金アドレスとともに宛先タグ「104857」が表示されたとします。取引所Aの出金画面では、アドレス欄にアドレスを、タグ欄に104857を入力して300 XRPを送ります。タグが空欄のまま送ると、300 XRPは取引所Bの共通アドレスに届くものの、誰の分か判別できず口座残高は0のままになります。

よくある失敗

  • メモ欄を任意入力だと思い込み、空欄のまま送金すること。
  • 別の銘柄や以前の入金時のメモを使い回すこと。
  • 個人ウォレットへの送金で、不要なメモを求められたと勘違いして別の値を入れること。

学んで試す

よくある質問

メモを入れ忘れた場合、資産は戻りますか?

受取側が取引所なら、取引ハッシュ(TxID)などを添えてサポートに申請すると復旧できる場合が多いです。ただし対応や手数料は取引所ごとに異なります。

自分のウォレットに送るときもメモは必要ですか?

個人ウォレットのアドレスは自分専用なので、通常メモは不要です。ただし受取側の案内に必要と書かれていれば、それに従ってください。