ウォレットとセキュリティ

送金ネットワーク(チェーン選択)

別名: 入金ネットワーク · 出金ネットワーク · チェーン選択 · ネットワーク選択

定義

送金ネットワークとは、暗号資産を入出金するときにどのブロックチェーン上で送るかを指定する項目で、送金側と受取側で一致させる必要があります。

送金ネットワークの仕組み

USDTやUSDCのように、同じ銘柄が複数のブロックチェーンで発行されている場合があります。取引所の出金画面でERC20(イーサリアム)、TRC20(トロン)、BEP20(BNB Chain)、Solana、Arbitrumなどの選択肢が出るのはこのためです。

ネットワークによって手数料や着金までの時間が大きく異なります。一般にイーサリアム本体は手数料が高めで、トロンやレイヤー2は安めの傾向がありますが、混雑状況や取引所の設定で変わります。

受取側がそのネットワークに対応していないと、資産が反映されなかったり、復旧に手数料と時間がかかったり、最悪の場合は失われたりします。必ず受取側の入金画面で対応ネットワークを確認してから出金しましょう。

具体例

取引所Aから取引所Bへ1,000 USDTを送るとします。Bの入金画面がTRC20とERC20に対応していて、Aの出金手数料がTRC20で1 USDT、ERC20で5 USDTだったとすると、TRC20を選べば999 USDT、ERC20なら995 USDTが届きます。ただし、BがTRC20に対応していないのにTRC20で送れば、1,000 USDTが反映されない恐れがあります。手数料の安さより、一致の確認が先です。

よくある失敗

  • 受取側の対応ネットワークを確認せず、手数料の安いネットワークを選ぶこと。
  • ERC20とBEP20のように、同じ0xアドレス形式のネットワークを混同すること。
  • 入金アドレスを過去にコピーしたものから使い回し、ネットワークの変更に気付かないこと。

学んで試す

よくある質問

ネットワークを間違えて送金したらどうなりますか?

受取側が取引所の場合、サポートに申請すれば復旧できることもありますが、対応しない取引所もあり、手数料がかかる場合があります。対応していないチェーンへの送金は失われる可能性があります。

どのネットワークを選べばよいですか?

送金側と受取側の両方が対応しているネットワークの中から、手数料と着金時間を比べて選びます。迷ったら少額でテスト送金しましょう。