トランザクションハッシュ(TxID)
別名: TxID · TxHash · 取引ID · トランザクションID
定義
トランザクションハッシュ(TxID)とは、ブロックチェーン上の個々の取引に付けられる固有の識別子で、送金の状況を誰でも確認できる「追跡番号」の役割を果たします。
トランザクションハッシュの仕組み
取引データをハッシュ関数にかけて得られる英数字の文字列で、イーサリアムなら0xで始まる66文字、ビットコインなら64文字の16進数です。同じTxIDを持つ別の取引は存在しません。
TxIDをブロックエクスプローラーで検索すると、送金元、送金先、金額、手数料、ブロックに取り込まれたか、何回の承認があるかを確認できます。送金した側も受け取る側も、同じ情報を見られます。
入金が反映されないとき、取引所のサポートは必ずTxIDを求めます。出金履歴の画面からTxIDをコピーできるので、問い合わせの前に自分でもエクスプローラーで状態を確認しておくと解決が早くなります。
具体例
取引所Aから取引所Bへ0.05 BTCを出金して1時間たっても反映されないとします。Aの出金履歴からTxIDをコピーしてエクスプローラーで検索すると、状態は「承認済み」、承認数は2でした。Bが入金反映に3承認を求めている場合、あと1承認、ビットコインならおよそ10分前後待てば反映される見込みだと分かります。
よくある失敗
- TxIDではなくウォレットアドレスを検索して、取引の状態が分からないと慌てること。
- 違うチェーンのエクスプローラーでTxIDを検索して「見つからない」と判断すること。
- 送金先が詐欺サイトなのに、偽サポートにTxIDと一緒に秘密情報まで渡すこと。
学んで試す
よくある質問
TxIDが表示されないのはなぜですか?
取引所が出金をまだ処理中で、ブロックチェーンに送信していない段階だと考えられます。出金ステータスが「処理中」のうちは、TxIDが発行されないことがあります。
TxIDを他人に教えても大丈夫ですか?
TxIDは公開情報なので、資産を盗まれることはありません。ただし、送受信したアドレスや金額が相手に分かる点は理解しておきましょう。