基礎知識

トークンバーン(焼却)

別名: バーン · 焼却 · Token burn

定義

トークンバーン(焼却)とは、トークンを誰も取り出せないアドレスに送ったりコントラクトで消滅させたりして、流通から永久に取り除くことです。

トークンバーンの仕組み

バーンの方法は主に2つあります。秘密鍵が存在しない「バーンアドレス」に送る方法と、スマートコントラクトの機能で供給量そのものを減らす方法です。どちらもブロックチェーンに記録されるため、実際に焼却されたかを誰でも確認できます。

目的は供給を減らすことです。BNBのように定期的にバーンを行うトークンや、イーサリアムのように取引手数料の一部(基本手数料)が自動でバーンされる仕組みもあります。イーサリアムでは、ネットワークの利用が多い時期に焼却量が新規発行量を上回ることもあります。

ただし、バーンが価格の上昇を保証するわけではありません。焼却量が供給全体に対してごく小さければ影響は限られ、新規発行が多ければ供給は増え続けます。「大規模バーン」と宣伝されたときは、焼却量が流通量の何%なのか、もともと流通していなかったトークンではないかを確認しましょう。

具体例

例えば、流通量5億枚のトークンで、四半期ごとに500万枚がバーンされるとします。1回の焼却は流通量の1%で、1年で4回なら合計2,000万枚、約4%の減少です。ただし同じ期間に3,000万枚が新規発行されれば、流通量は差し引きで1,000万枚増えることになります。

よくある失敗

  • 焼却量を流通量と比べずに、「バーン」という言葉だけで判断すること。
  • 新規発行やアンロックによる供給増を無視して、バーンの効果だけを見ること。
  • 送金先アドレスを確認せず、自分のトークンを誤ってバーンアドレスに送ってしまうこと。

学んで試す

よくある質問

バーンされたトークンは取り戻せますか?

取り戻せません。バーンアドレスには秘密鍵が存在しないため、誰もそのトークンを動かせません。

バーンすると価格は上がりますか?

需要が変わらなければ供給減は価格の支えになり得ますが、必ず上がるわけではありません。焼却量の規模と新規発行量をあわせて判断する必要があります。