オンチェーンデータ

アクティブアドレス数

別名: アクティブアドレス · active addresses

定義

アクティブアドレス数とは、一定期間内に送金または受取の取引に関わったブロックチェーン上のアドレスの数で、ネットワークの利用状況を測るオンチェーン指標です。

アクティブアドレス数の仕組み

たとえば「日次アクティブアドレス」は、その日に少なくとも1回、送信者か受信者として取引に登場したユニークなアドレスの数です。アプリの「日間アクティブユーザー数」に近い考え方で、ネットワークがどれだけ使われているかの目安になります。

ただし、アドレス数は人数と一致しません。1人が多数のアドレスを使うこともあれば、取引所のように1つのアドレスで多くの利用者の資金を扱うこともあります。手数料の安いチェーンでは、エアドロップ目当てのボットが大量のアドレスを作って数字を膨らませることもあります。

そのため、アクティブアドレス数は取引件数、手数料収入、預かり資産(TVL)などと組み合わせて見るのが基本です。チェーンごとにアドレスの仕組みや手数料が違うので、異なるチェーンの数字を単純に比べることにも注意が必要です。

具体例

あるレイヤー2チェーンの日次アクティブアドレスが、1か月で100,000から400,000へ4倍に増えたとします。一見すると利用が急拡大したように見えます。しかし同じ期間の手数料収入が1日5,000ドルから5,500ドルと10%しか増えておらず、新しいアドレスの多くが0.001 ETH前後の同じ金額を送り合っているとわかった場合、エアドロップを狙った自動取引が増えただけの可能性があります。数字が4倍になったことと、実際の利用者が4倍になったことは別の話です。

よくある失敗

  • アクティブアドレス数をそのまま利用者の人数だと考えてしまう。
  • 手数料が極端に安いチェーンと高いチェーンのアドレス数を単純に比較する。
  • エアドロップ期待で一時的に増えた数字を、長期的な成長と誤解する。

学んで試す

よくある質問

アクティブアドレス数が増えると価格は上がりますか?

利用拡大の目安にはなりますが、価格との関係は一定ではありません。数字の中身や他の指標と合わせて判断する必要があります。

アクティブアドレス数はどう数えるのですか?

一定期間に送信者または受信者として取引に登場したアドレスを重複なしで数えます。分析サービスによって定義が少し異なる場合があります。