ガバナンストークン
別名: governance token · ガバナンス・トークン · 投票トークン
定義
ガバナンストークンとは、DeFiやDAOなどのプロジェクトで、運営方針や仕様変更に関する投票に参加する権利を表すトークンです。
ガバナンストークンの仕組み
UniswapのUNIやAaveのAAVEが代表例です。保有量に応じて投票権が与えられ、手数料の配分、新機能の追加、トレジャリー(共有資金)の使い道などを決める提案に投票できます。
ガバナンストークンは、エアドロップや流動性提供の報酬として配られることが多く、取引所で売買もされています。価格はプロジェクトへの期待や市場全体の動きで変わります。
注意したいのは、ガバナンストークンは株式とは違い、配当や利益分配の権利が必ずあるわけではないことです。価値の根拠を投票権以外に持たないトークンもあります。トークノミクス(発行量、配分、ロック解除のスケジュール)を確認することが大切です。
具体例
あるプロジェクトのガバナンストークンが総発行量10億枚で、そのうち現在流通しているのは2億枚だとします。今後3年で残りの8億枚のうち4億枚がチームや投資家に段階的に解除される予定なら、流通量は3年で3倍の6億枚になります。需要が変わらなければ、売り圧力が増えやすい構造です。投票権の有無だけでなく、供給の増え方も価値に影響します。
よくある失敗
- ガバナンストークンを持てば、株式のように配当がもらえると思い込むこと。
- ロック解除のスケジュールを確認せず、大量解除の直前に購入すること。
- 投票権があるのに、少額だから意味がないと考えて仕組みを理解しないまま保有すること。
学んで試す
よくある質問
ガバナンストークンを持つと何ができますか?
プロジェクトの提案への投票や、一定量以上の保有で提案そのものを出すことができます。ステーキングや手数料分配の仕組みを持つトークンもありますが、プロジェクトごとに異なります。
ガバナンストークンと普通のトークンの違いは何ですか?
主な違いは、運営の意思決定に参加する投票権が付いていることです。決済や手数料支払い用のトークンとは役割が異なりますが、1つのトークンが複数の役割を持つこともあります。