レイヤー1(L1)
別名: L1 · Layer 1
定義
レイヤー1(L1)とは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナのように、独自のネットワークで取引の検証と記録を完結させる基盤となるブロックチェーンのことです。
レイヤー1の仕組み
レイヤー1は、自前のコンセンサスの仕組み(PoWやPoSなど)とネイティブコインを持ち、取引の最終的な確定をそのチェーン自身で行います。その上に構築され、処理の一部を外に出して手数料を下げる仕組みがレイヤー2です。
ブロックチェーンには、分散性・安全性・処理能力の3つを同時に高めるのが難しいという「トリレンマ」があるとよく言われます。L1ごとに設計の優先順位が異なり、ブロック生成の速さ、手数料の水準、ノードの運営に必要な機材も大きく違います。
取引所で入出金するとき、同じ資産でも複数のL1に対応していることがあります。例えばUSDTはイーサリアム、トロン、ソラナなどで発行されているため、送金元と送金先のネットワークを必ず一致させる必要があります。
よくある失敗
- 手数料の安さだけでネットワークを選び、受取側が対応していないチェーンに送ること。
- 公表されている処理速度の数字だけでL1の優劣を判断すること。
- L1のネイティブコインを持たずに、そのチェーン上で取引しようとすること。
学んで試す
よくある質問
レイヤー1とレイヤー2の違いは何ですか?
L1は取引を自ら検証・確定する基盤チェーンで、L2はL1の上で取引をまとめて処理し、その結果をL1に記録して手数料を下げる仕組みです。
代表的なレイヤー1には何がありますか?
ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、BNBチェーン、アバランチなどがあります。