USDT(テザー)
別名: テザー · Tether · USDT · USDテザー
定義
USDT(テザー)とは、Tether社が発行する米ドル連動型のステーブルコインで、暗号資産取引の基軸通貨として最も広く使われているもののひとつです。
USDTの仕組み
USDTは、発行体が保有する現金や米国短期国債などの準備資産を裏付けに、1 USDTが約1ドルになるよう設計されています。Tether社は準備資産の内訳を定期的に公表しています。
イーサリアム(ERC20)、トロン(TRC20)、ソラナ、TONなど多くのブロックチェーンで発行されています。取引所間で送金するときは、送金側と受取側で同じネットワークを選ぶ必要があります。ネットワークごとに手数料や着金時間が異なります。
注意点として、USDTは米ドルそのものではなく、発行体への信頼に依存しています。また発行体は、不正利用が疑われるアドレスのUSDTを凍結できます。各国の規制で扱いが異なり、EUではMiCAの要件との関係で取り扱いを制限した取引所もあります。
具体例
あなたが取引所AからBへ2,000 USDTを送るとします。Aの出金画面で、仮にERC20の手数料が5 USDT、TRC20が1 USDT、ソラナが1 USDTだったとします。Bの入金画面がTRC20とソラナに対応しているなら、どちらかを選んで1,999 USDTを受け取れます。ERC20に対応していないBに、ERC20で送れば反映されない恐れがあるため、手数料より先にネットワークの一致を確認します。
よくある失敗
- USDTを銀行預金と同じように、元本が保証された米ドルだと考えること。
- 送金時にネットワークを確認せず、受取側が対応していないチェーンで送ること。
- P2P取引で、相手の入金確認前にUSDTをリリースしてしまうこと。
学んで試す
取引所で試す
Binance で利用できます。当サイトのリンクから登録すると、下の招待コードが適用されます。
11350287Binance を開くよくある質問
USDTとUSDCの違いは何ですか?
どちらも米ドル連動のステーブルコインですが、発行体が異なります。USDTはTether社、USDCはCircle社が発行し、準備資産の開示方法や各国の規制への対応状況も異なります。
日本の取引所でUSDTは買えますか?
日本では、ステーブルコインは資金決済法上の電子決済手段として扱われ、取り扱うには登録が必要です。国内での取り扱い状況は変わる可能性があるため、利用する業者の最新の案内を確認しましょう。