取引

指値注文

別名: 指値 · リミット注文 · Limit order

定義

指値注文とは、売買したい価格を自分で指定し、その価格かそれより有利な価格になったときにだけ約定させる注文方法です。

指値注文の仕組み

買いの指値は指定価格以下、売りの指値は指定価格以上でのみ約定します。今の価格より安く買いたい、高く売りたいときに使い、条件を満たすまで注文は板に並んで待ちます。

約定価格が想定とずれにくいことが最大の利点です。板に並ぶ注文は流動性を提供する側(メイカー)となるため、多くの取引所ではテイカーより低いメイカー手数料が適用されます。ただし、現在の売り気配より高い買い指値を出すとすぐに約定し、テイカー扱いになる点に注意しましょう。

欠点は、価格が指定値まで来なければ約定しないことです。相場が反対方向に走れば、チャンスを逃すこともあります。また、一部だけが約定する「部分約定」も起こり得ます。注文の有効期限(GTCなどの執行条件)も確認しておきましょう。

具体例

例えば、ETHが3,200ドルのときに、3,100ドルで1 ETHを買う指値注文を出したとします。価格が3,080ドルまで下がれば、3,100ドル以下で約定します。メイカー手数料が0.02%なら、手数料は0.62ドルです。一方、価格が3,120ドルまでしか下がらずに反発し、3,400ドルまで上がった場合、注文は約定せず、その上昇には参加できません。

よくある失敗

  • 現在の売り気配より高い買い指値を出し、意図せずすぐに約定してしまうこと。
  • 約定しなかった古い指値注文を取り消し忘れ、後で予想外に約定すること。
  • 買いと売りを取り違えて指値を出し、思わぬ価格で売買してしまうこと。

学んで試す

取引所で試す

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よくある質問

指値注文は必ず指定した価格で約定しますか?

指定価格か、それより有利な価格で約定します。ただし価格が指定値に届いても、先に並んでいる注文の量によっては約定しないこともあります。

指値注文の手数料は安いですか?

板に並んでから約定した場合、多くの取引所でメイカー手数料が適用され、テイカー手数料より低いのが一般的です。手数料体系は取引所ごとに異なります。