取引

板(オーダーブック)

別名: オーダーブック · 板情報 · Order book

定義

板(オーダーブック)とは、取引所に出されている買い注文と売り注文を価格ごとに並べた一覧で、どの価格にどれだけの注文が待っているかを示します。

板の仕組み

板は、買い注文(ビッド)と売り注文(アスク)の2つに分かれます。買い注文のうち最も高い価格が最良買い気配、売り注文のうち最も安い価格が最良売り気配で、その差がスプレッドです。各価格には、待っている注文の数量が表示されます。

指値注文を出すと、すぐに約定しない限り板に並び、相手が来るのを待ちます。成行注文は、板に並んでいる注文を有利な価格から順に消化して約定します。そのため、板が薄い(注文量が少ない)と、成行注文の約定価格が大きくずれるスリッページが起こります。

板を見ると、相場の流動性や、特定の価格に大きな注文が集まっているかが分かります。ただし、大口注文は約定前に取り消されることもあり、見せかけの注文で相場を動かそうとする行為もあるため、板の数字だけで判断しないことが大切です。

具体例

例えば、ETH/USDTの売り板が「3,000ドルに2 ETH、3,005ドルに3 ETH、3,010ドルに5 ETH」だったとします。成行で4 ETHを買うと、3,000ドルで2 ETH、3,005ドルで2 ETHが約定し、合計12,010ドル、平均価格は3,002.5ドルです。最良売り気配の3,000ドルより、1 ETHあたり2.5ドル高く買ったことになります。

よくある失敗

  • 板の厚さを確認せずに大きな成行注文を出すこと。
  • 板に表示された大口注文が必ず約定すると信じて売買を判断すること。
  • ビッドとアスクを取り違え、売りたい価格を買い板ではなく売り板で探すこと。

学んで試す

取引所で試す

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よくある質問

板が厚い・薄いとはどういう意味ですか?

板が厚いとは各価格に多くの注文が並んでいる状態で、大きな注文でも価格が動きにくいことを指します。板が薄いと、少ない注文でも価格が大きく動きます。

販売所には板がありますか?

販売所は取引所が相手となって価格を提示する形式なので、利用者同士の板はありません。板を使って売買するのは取引所(板取引)の形式です。