DeFi

リステーキング

別名: restaking · 再ステーキング · LRT

定義

リステーキングとは、すでにステーキングしている資産やリキッドステーキングトークンを、別のサービスの安全性確保にも再利用し、追加の報酬を得ようとする仕組みです。

リステーキングの仕組み

イーサリアムではEigenLayerがこの仕組みを広めました。ステークしたETHやLSTをリステーキングすると、そのセキュリティを他のプロトコル(オラクル、ブリッジ、データ可用性サービスなど)にも提供し、その対価として追加報酬を受け取ります。

リステーキングの預け入れを表すトークンはLRT(リキッドリステーキングトークン)と呼ばれ、LSTと同じようにDeFiで使えるものもあります。報酬の一部はポイントや新しいトークンの配布という形をとることも多くあります。

利回りが上乗せされる分、リスクも重なります。元のステーキングのリスクに加え、追加で守るサービスでの不正や障害によるスラッシング、LRTのデペッグ、複数のスマートコントラクトへの依存が生じます。仕組みはまだ新しく、条件も変わりやすい分野です。

具体例

あなたが20 ETHをステーキングして年率3%相当の報酬を得ているとします。これをリステーキングして、追加で年率2%相当の報酬が得られると仮定すると、合計の報酬は1年で約1 ETHになります。一方、追加で守ったサービスでの障害により、ステークの1%がスラッシングされた場合、0.2 ETHを失います。追加報酬0.4 ETHのうち半分が消える計算で、リスクと報酬の釣り合いを考える必要があります。

よくある失敗

  • リステーキングの追加報酬を、元のステーキング報酬と同じくらい安全なものだと考えること。
  • ポイントやエアドロップ期待だけで、仕組みを理解せずに大きな金額を預けること。
  • LRTを担保に何重にもレバレッジをかけ、デペッグ時に連鎖的に清算されること。

学んで試す

よくある質問

リステーキングとリキッドステーキングの違いは何ですか?

リキッドステーキングはステーキング資産をトークン化して流動性を持たせる仕組みです。リステーキングはそのステーキング資産を別のサービスの安全性確保にも再利用し、追加報酬を狙う仕組みです。

リステーキングはETH以外でもできますか?

他のチェーンでも類似の仕組みが登場していますが、対応資産や条件はプロトコルごとに異なります。利用前に公式ドキュメントで確認しましょう。