DeFi

クロスチェーンブリッジ

別名: ブリッジ · bridge · クロスチェーン送金

定義

クロスチェーンブリッジとは、異なるブロックチェーン間で暗号資産やデータを移動できるようにする仕組みで、たとえばイーサリアムのUSDCをレイヤー2に移すときに使われます。

クロスチェーンブリッジの仕組み

ブロックチェーン同士は直接やり取りできないため、ブリッジが仲介します。よく使われるのは、元のチェーンで資産をロックし、移動先のチェーンで同じ量のラップトークンを発行する方式です。発行元自身が複数のチェーンでネイティブに発行・償還する方式もあります。

ブリッジには大量の資産がロックされるため、ハッキングの標的になりやすく、過去には大規模な被害も起きています。署名者の鍵が盗まれたり、コントラクトの検証に不備があったりすると、ロック資産が流出します。

使う際は、公式のブリッジか実績のあるブリッジを選び、移動先のチェーンにガス代用の資産があるかを確認します。取引所を経由すれば、入金と別ネットワークでの出金で実質的にチェーンを移せる場合もあります。

具体例

あなたがイーサリアム上の1,000 USDCをArbitrumに移すとします。ブリッジでの手数料とイーサリアムのガス代が合計8ドルだとすると、Arbitrumで受け取るのは約992 USDCです。ただしArbitrumでトークンを交換するにはETHのガス代が必要なので、事前に少額のETHも一緒に移しておく必要があります。一方、取引所がArbitrumでのUSDC出金に対応していれば、出金手数料だけで移せる場合もあります。

よくある失敗

  • 検索結果から偽のブリッジサイトにアクセスし、ウォレットを接続すること。
  • 移動先のチェーンでガス代用の資産を用意せず、受け取ったトークンを動かせなくなること。
  • 非公式のブリッジで発行されたラップトークンを、公式トークンと同じものだと思い込むこと。

学んで試す

よくある質問

ブリッジでの送金にはどれくらい時間がかかりますか?

数分で終わるものから、数時間から数日かかるものまであります。特にオプティミスティック型のレイヤー2から公式ブリッジで戻す場合は、長い待機期間があることが一般的です。

ブリッジと取引所経由ではどちらが良いですか?

取引所が両方のネットワークに対応しているなら、取引所経由の方が手順が簡単なことが多いです。DeFiで直接使いたい場合や取引所が対応していない場合は、ブリッジを使います。