USDC(USDコイン)
別名: USDコイン · USD Coin · USDC
定義
USDCとは、米国のCircle社が発行する米ドル連動型のステーブルコインで、現金と米国短期国債などを裏付けに1 USDCが約1ドルになるよう設計されています。
USDCの仕組み
Circle社は準備資産について、第三者の会計事務所による証明報告を定期的に公表しています。イーサリアム、ソラナ、Arbitrum、Baseなど多くのブロックチェーンでネイティブに発行されており、DeFiでも広く使われています。
規制への対応を重視している点が特徴です。EUのMiCAではステーブルコイン発行者のルールが2024年6月30日から適用され、CircleはMiCAに基づく体制でUSDCを提供しています。日本でも、電子決済手段として国内の登録業者による取り扱いが始まっています。
ただしUSDCも、発行体への信頼や裏付け資産の安全性に依存します。2023年3月には、準備金の一部を預けていた米国の銀行の破綻を受けて、一時的に1ドルを大きく下回りました。発行体が特定のアドレスを凍結できる点も、USDTと同じです。
具体例
あなたがUSDCを5,000 USDC保有していて、市場の混乱で一時的に1 USDCが0.90ドルで取引されたとします。このとき慌てて売れば、受け取るのは4,500ドル分で、500ドルの損失が確定します。その後に価格が1ドル近くに戻れば、売らずに持っていた人は損失を回避できたことになります。ただし、回復するかどうかは裏付け資産の実際の状況次第で、事前には分かりません。
よくある失敗
- USDCは規制対応しているから、価格が1ドルから外れることはないと考えること。
- ネイティブ発行のUSDCと、ブリッジで作られた別のUSDCトークンを混同すること。
- DeFiで使うとき、同じ名前の偽USDCトークンのコントラクトを確認しないこと。
学んで試す
よくある質問
USDCはどのチェーンで使えますか?
イーサリアム、ソラナ、Arbitrum、Baseなど多くのチェーンでネイティブに発行されています。取引所で入出金する際は、対応ネットワークを必ず確認してください。
USDCは米ドルに交換できますか?
Circle社や対応する取引所を通じて、米ドルなどの法定通貨に換えることができます。利用できる方法や手数料は、国や取引所によって異なります。