取引

ローソク足チャート

別名: ローソク足 · キャンドルチャート · candlestick chart

定義

ローソク足チャートとは、一定期間の始値・高値・安値・終値の4つの価格を、1本のローソクの形で表した価格チャートのことです。

ローソク足チャートの仕組み

1本のローソク足は、実体と上ヒゲ・下ヒゲでできています。実体は始値と終値の間で、終値が始値より高ければ陽線、低ければ陰線です。多くの暗号資産取引所では陽線が緑、陰線が赤で表示されますが、設定で色を逆にできるアプリもあり、日本の証券会社のように陽線を赤や白で表すこともあります。ヒゲの先端はその期間の高値と安値です。

1本が表す期間は、1分足、15分足、1時間足、4時間足、日足、週足などから選べます。同じ相場でも、短い足ほど細かな値動きが見え、長い足ほど大きな流れがわかります。暗号資産は24時間取引のため、日足の区切りは取引所ごとに定められた基準時刻(多くはUTC0時)です。

長い下ヒゲは一度売られた後に買い戻されたこと、長い上ヒゲはその逆を示します。ただし、1本の形だけで今後の値動きが決まるわけではありません。出来高や上位の時間足とあわせて読むのが基本です。

具体例

ある日のBTC日足が、始値62,000 USDT、高値64,500 USDT、安値60,800 USDT、終値63,700 USDTだったとします。終値が始値より高いので陽線で、実体の長さは1,700 USDT、上ヒゲは64,500−63,700=800 USDT、下ヒゲは62,000−60,800=1,200 USDTです。日中に一時60,800まで下げたものの、そこから約2,900 USDT戻して引けたことが1本で読み取れます。

よくある失敗

  • 取引所によって日足の区切り時刻が違うことを知らず、別のアプリと比べて形が違うと混乱する。
  • 1本の陽線や陰線だけを見て、次の値動きを決めつける。
  • 5分足などの短い時間足のノイズに振り回され、日足や週足の流れを確認しない。

学んで試す

よくある質問

ローソク足の緑と赤はどういう意味ですか?

多くの暗号資産取引所では、終値が始値より高い陽線が緑、低い陰線が赤です。アプリの設定で色を入れ替えられる場合もあるので確認してください。

初心者はどの時間足を見ればよいですか?

まず日足で大きな流れをつかみ、そのあと4時間足や1時間足で細かい動きを見るのが一般的です。短い足ほどノイズが多くなります。