基礎知識

ボラティリティ(価格変動率)

別名: ボラ · Volatility

定義

ボラティリティとは、価格がどれだけ大きく、どれだけ頻繁に変動するかを表す度合いのことで、暗号資産は株式や為替より高い傾向があります。

ボラティリティの仕組み

ボラティリティが高いとは、短時間で価格が上にも下にも大きく動くことを意味します。統計的には価格変化率の標準偏差で測られ、年率に換算して示されることが多いです。日常的には「ボラが大きい」「ボラが落ち着いた」などと言います。

暗号資産は24時間365日取引され、市場規模が株式より小さく、レバレッジ取引も活発なため、ボラティリティが高くなりやすいです。一般に、ビットコインよりアルトコイン、大型銘柄より小型銘柄のほうが変動は大きくなります。ステーブルコインは逆に、価格を一定に保つよう設計されています。

ボラティリティはチャンスであると同時にリスクでもあります。レバレッジをかけるほど、同じ値動きでも損益は大きくなり、強制ロスカットの可能性が高まります。値動きの大きい銘柄では、ポジションを小さくし、損切りの幅を値動きに合わせて設定することが大切です。

具体例

例えば、1日の値動きが平均3%の銘柄Aと、平均12%の銘柄Bがあるとします。どちらも1回の損失を1万円に抑えたいとき、損切り幅を1日の平均的な値動き程度に置くなら、ポジションの目安はAが約33万円、Bが約8万3,000円です。値動きが大きい銘柄ほど、持てる量は小さくなります。

よくある失敗

  • 値動きの大きさを考えずに、すべての銘柄で同じ金額のポジションを持つこと。
  • ボラティリティの高い銘柄に高いレバレッジをかけること。
  • 値動きが落ち着いている期間がこの先も続くと思い込むこと。

学んで試す

よくある質問

ボラティリティが高いのは悪いことですか?

良し悪しではなく、利益と損失の両方の振れ幅が大きいということです。自分が許容できる変動の大きさに合わせて、銘柄や取引量を選ぶことが大切です。

暗号資産のボラティリティはなぜ高いのですか?

市場規模が比較的小さいこと、24時間取引されること、レバレッジ取引が多いこと、ニュースへの反応が大きいことなどが理由に挙げられます。