取引所の機能

グリッドトレードボット

別名: グリッドボット · グリッド取引 · grid trading bot

定義

グリッドトレードボットとは、設定した価格帯をいくつかの網目(グリッド)に分け、価格が下がれば買い、上がれば売る指値注文を自動で繰り返す取引ツールのことです。

グリッドトレードボットの仕組み

上限価格と下限価格、グリッドの本数を決めると、ボットがその間に等間隔で買い注文と売り注文を並べます。価格が1マス下がると買い、1マス上がるとその分を売る、という動きを繰り返し、小さな値幅を積み重ねて利益を狙います。

グリッドボットが得意なのは、一定の範囲を上下するレンジ相場です。価格が範囲の上限を突き抜けると、手持ちのコインはすべて売られた状態になり、その後の上昇を取り逃します。逆に下限を割り込むと、コインを抱えたまま含み損が膨らみます。

現物のグリッドだけでなく、先物でレバレッジをかけたグリッドもあり、その場合は清算のリスクが加わります。取引所によって設定項目や手数料の扱いが異なるため、1回の利益幅が往復の手数料を上回るよう設定することが大切です。

具体例

BTCが50,000〜60,000 USDTの範囲で動くと考え、10本のグリッドで1,000 USDTを投入したとします。1マスは1,000 USDTの間隔です。価格が55,000から54,000に下がるとボットが約100 USDT分を買い、55,000に戻ると売ります。1回の値幅は約1.85%なので、約1.85 USDTの利益です。ここから往復の手数料0.2 USDTを引くと約1.65 USDTが残ります。しかし価格が45,000まで下がると、範囲外で買ったコインを抱えたまま取引が止まり、含み損が残ります。

よくある失敗

  • 強いトレンドが出ている相場で、狭い範囲のグリッドを設定してしまう。
  • グリッドの本数を増やしすぎて、1回あたりの利益が手数料に消えてしまう。
  • 表示される年率換算の利回りを、そのまま将来の利益だと考えてしまう。

学んで試す

取引所で試す

Binance で利用できます。当サイトのリンクから登録すると、下の招待コードが適用されます。

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よくある質問

グリッドボットは下落相場でも利益が出ますか?

範囲内で上下を繰り返していれば小さな利益は出ますが、価格が下限を割り込むと含み損が膨らみます。下落トレンドが続く相場には向いていません。

グリッドの本数は何本が良いですか?

決まった正解はありません。本数を増やすと取引回数は増えますが、1回の利益は小さくなるため、手数料を上回る幅になっているかを必ず確認してください。