RWA(現実資産のトークン化)
別名: RWA · 現実資産 · リアルワールドアセット · Real World Assets
定義
RWAとは、国債、株式、不動産、金、貸付債権など、ブロックチェーンの外にある現実の資産を、トークンとしてブロックチェーン上で表現したもの、またはその分野のことです。
RWAの仕組み
RWAは「Real World Assets」の略です。現実の資産を、信託や特別目的会社などの仕組みで保有し、その権利をトークンとして発行します。トークン化された米国債、金、株式、不動産の持分、民間の貸付などがあり、Ondo Financeのように国債のトークン化で知られるプロジェクトもあります。
RWAの利点は、24時間の送金、小口での保有、DeFiでの担保利用などがしやすくなることです。たとえば、国債の利回りをブロックチェーン上で受け取れるトークンは、ステーブルコインを保有している人の運用先として注目されています。
一方で、RWAの価値はブロックチェーンの外にある資産と、それを保管・管理する発行体に依存します。発行体の信用、裏付け資産の監査、償還の条件、購入に必要なKYCや居住国の制限などを確認することが、暗号資産だけの商品よりも重要になります。
具体例
ある不動産の持分を1,000,000ドル分トークン化し、1トークン=100ドルで10,000枚発行したとします。あなたは500ドルで5枚を購入しました。この不動産の年間の賃料収入から経費を引いた分配金が50,000ドルなら、利回りは5%で、あなたの取り分は年25ドルです。ただし、トークンを売りたいときに買い手が少なければ、希望する価格で売れないこともあります。また、管理会社が経営難になった場合、トークンの権利がどう扱われるかは発行の仕組みと契約次第です。
よくある失敗
- ブロックチェーン上のトークンだから、裏付け資産の管理者を信用する必要がないと考える。
- 表示される利回りだけを見て、売りたいときの流動性の低さを考慮しない。
- 購入に必要なKYCや居住国の制限を確認せず、償還や受け取りができなくなる。
学んで試す
よくある質問
RWAとステーブルコインは関係がありますか?
法定通貨担保型のステーブルコインは、現金や短期国債を裏付けにしているため、広い意味でRWAの一種と見なされることがあります。
RWAトークンは誰でも買えますか?
商品によって異なります。多くは本人確認が必要で、国によっては購入できない場合もあります。