トークン化資産

トークン化ゴールド(金トークン)

別名: 金トークン · ゴールドトークン · PAXG · XAUT

定義

トークン化ゴールドとは、発行体が保管する現物の金に裏付けられ、その金の一定量を表すトークンとしてブロックチェーン上で取引できる暗号資産のことです。

トークン化ゴールドの仕組み

代表例は、Paxosが発行するPAX Gold(PAXG)と、Tetherが発行するTether Gold(XAUT)で、どちらも1トークンが金1トロイオンスに相当するように設計されています。金は専門の保管庫に保管され、トークンを持つことでその金に対する権利を持つ仕組みです。

金地金を自分で保管する手間がなく、0.01トークンのような小口でも保有でき、24時間いつでも送金や売買ができるのが特徴です。暗号資産取引所で、USDTなどのステーブルコインとの取引ペアで売買されることが多いです。

一方で、価値は発行体が本当に金を保有しているかどうかに依存します。保有状況の監査報告、現物の金への交換ができるかどうか、その最低数量や手数料を確認しましょう。取引所での価格は、需給によって金の現物価格からわずかに離れることもあります。

具体例

金の価格が1トロイオンス2,500ドルのときに、あなたが500ドル分のPAXGを購入したとします。受け取るのは500÷2,500で0.2 PAXG、つまり金0.2トロイオンス分です。1トロイオンスは約31.1グラムなので、約6.2グラムの金を保有していることになります。金の価格が2,750ドルに10%上がれば、評価額は約550ドルです。ただし取引所の板が薄く、売るときの価格が金の現物価格より1%低ければ、受け取れるのは約544.5ドルになります。数字は説明用の例です。

よくある失敗

  • トークン化ゴールドは発行体の信用に依存することを忘れ、金そのものと完全に同じだと考える。
  • 取引所の価格が金の現物価格と常に一致していると考え、板の薄い時間帯に大きく売買する。
  • 現物の金への交換条件や最低数量を確認せず、いつでも少量から金に交換できると思い込む。

学んで試す

よくある質問

PAXGとXAUTの違いは何ですか?

どちらも1トークンが金1トロイオンスに相当するよう設計されています。主な違いは発行体、保管場所、監査の方法、対応するブロックチェーンや交換条件です。

トークン化ゴールドは現物の金に交換できますか?

発行体によっては、一定の数量以上で現物の金への交換や引き出しに対応しています。最低数量や手数料、対象地域は発行体ごとに確認が必要です。