リスクリワードレシオ(損益比率)
別名: リスクリワード · RRR · 損益比率 · リスクリワード比
定義
リスクリワードレシオとは、1回の取引で想定する損失額(リスク)と利益額(リワード)の比率のことで、例えば損失100に対して利益200なら1対2と表します。
リスクリワードレシオの仕組み
エントリー前に、損切り価格と利益確定価格を決めると、リスクとリワードの値幅がわかります。買いの場合、リスクはエントリー価格から損切り価格まで、リワードはエントリー価格から利確価格までです。これを比で表したのがリスクリワードレシオで、取引を始める前に「割に合うか」を判断する材料になります。
リスクリワードは勝率とセットで考える必要があります。1対2の取引なら、勝率が約34%を超えれば手数料を除いて長期的にプラスになり得ます。反対に、1対0.5のような取引を続けるなら、勝率が約67%以上ないと合計で負けてしまいます。損益分岐の勝率は、リスク÷(リスク+リワード)で求められます。
ただし、利確目標を遠くに置けばリスクリワードは良く見えますが、そこまで届く確率は下がります。サポートやレジスタンスなど現実的な目標に基づいて設定し、手数料も含めて計算するのが大切です。OCO注文を使えば、利確と損切りを同時に設定できます。
具体例
BTCを64,000 USDTで買い、損切りを62,400 USDT、利確を68,800 USDTに置くとします。リスクは1,600 USDT、リワードは4,800 USDTなので、リスクリワードレシオは1対3です。損益分岐の勝率は1,600÷(1,600+4,800)=25%です。10回取引して3回勝ち7回負ければ、4,800×3−1,600×7=3,200 USDTのプラスになります(1 BTCあたり、手数料除く)。
よくある失敗
- 勝率を考えずに、リスクリワードの数字だけを良く見せようとして非現実的な利確目標を置く。
- エントリー後に損切りを遠くへずらし、事前に計算したリスクリワードを自分で崩してしまう。
- 手数料やスリッページを計算に入れず、実際の損益比率が想定より悪くなる。
学んで試す
よくある質問
リスクリワードレシオはいくつが理想ですか?
1対2以上を目安にする人が多いですが、理想は勝率とのバランスで決まります。勝率が高い手法なら1対1でも成り立ちます。
リスクリワードの計算方法は?
エントリーから損切りまでの値幅をリスク、エントリーから利確までの値幅をリワードとし、リスク対リワードの比で表します。