取引

損切り注文(ストップロス)

別名: ストップロス · 損切り · 逆指値 · Stop loss

定義

損切り注文(ストップロス)とは、価格があらかじめ決めた水準に達したときに自動で決済し、損失がそれ以上広がらないようにする注文です。

損切り注文の仕組み

日本の取引所では、損切りに「逆指値注文」を使うのが一般的です。買いポジションなら現在価格より下に、売り(ショート)ポジションなら上にトリガー価格を設定します。価格がトリガーに達すると、成行または指値の注文が自動で発注されます。

損切りの最大の目的は、感情に左右されずに損失を限定することです。損切り価格は「ここまで来たら自分の見立てが外れた」と言える水準に置き、そこから逆算してポジションの大きさを決めます。

注意点として、成行型の損切りは急変時に設定価格より不利な価格で約定することがあります。逆に指値型は、価格が一気に飛ぶと約定しないまま損失が拡大するおそれがあります。先物取引では、損切り価格を強制ロスカット価格より手前に置いておくことが重要です。

具体例

例えば、総資金100万円で、1回の損失を2%(2万円)までにすると決めたとします。BTCを1,000万円で買い、950万円に損切りを置くなら、値幅は5%です。2万円 ÷ 5% = 40万円がポジションの目安なので、0.04 BTCを買います。価格が950万円に達して損切りされれば、損失は約2万円に収まります。

よくある失敗

  • 含み損が出てから、損切り価格を何度も不利な方向にずらすこと。
  • 値動きの幅を考えずに損切りを近すぎる位置に置き、普段の揺れで何度も損切りされること。
  • レバレッジ取引で、損切り価格が強制ロスカット価格より遠くにあることに気づかないこと。

学んで試す

よくある質問

損切りはどこに置くのがよいですか?

決まった正解はありませんが、自分の取引の前提が崩れる価格に置き、その値幅から許容損失に合うポジションサイズを決めるのが基本です。

損切り注文は必ず設定した価格で約定しますか?

成行型の場合、急変時には設定価格より不利な価格で約定することがあります。指値型は、価格が飛ぶと約定しない可能性があります。