取引

利益確定注文(テイクプロフィット)

別名: テイクプロフィット · 利確 · 利食い · Take profit

定義

利益確定注文(テイクプロフィット)とは、価格が目標の水準に達したときに自動で決済し、含み益を実際の利益として確定させる注文です。

利益確定注文の仕組み

買いポジションなら現在価格より上に、売りポジションなら下に目標価格を設定します。多くの取引所では、新規注文と同時に利益確定と損切りの価格を設定でき、どちらかに達すると自動で決済されます。画面を見ていない間に価格が目標へ届いても、取り逃さずに済みます。

利益確定の目標は、損切りの幅とセットで考えるのが基本です。損切りまでの値幅に対して、利益確定までの値幅がどれくらいあるかを「リスクリワード比」と呼びます。勝率が同じでも、リスクリワード比によって最終的な損益は大きく変わります。

全量を一度に決済するだけでなく、半分を目標価格で利確し、残りは様子を見る「分割利確」もよく使われます。目標を遠すぎる位置に置くと、届かずに反落して利益を逃すこともあるため、直近の高値や値動きの大きさを参考にしましょう。

具体例

例えば、SOLを100ドルで20枚買い、損切りを95ドル、利益確定を115ドルに設定したとします。損切りされれば損失は5ドル × 20 = 100ドル、利確されれば利益は15ドル × 20 = 300ドルで、リスクリワード比は1対3です。この比率なら、10回中3回利確、7回損切りでも、300 × 3 − 100 × 7 = 200ドルのプラスになります(手数料を除く)。

よくある失敗

  • 損切りだけを設定し、利益確定の目標を決めないまま含み益を失うこと。
  • 一度決めた利確価格を、欲が出て何度も遠くへ動かすこと。
  • 利確と損切りを別々の注文で出し、片方が約定した後にもう片方を取り消し忘れること。

学んで試す

よくある質問

利益確定はどこで行うのがよいですか?

直近の高値や安値、値動きの大きさ、損切りとのリスクリワード比などを参考に決めます。事前に決めておくことが、感情的な判断を避けるうえで重要です。

利確と損切りを同時に設定できますか?

多くの取引所では、注文時に利確と損切りを同時に設定したり、OCO注文で両方を出したりできます。名称や仕様は取引所ごとに異なります。