オンチェーンデータ

恐怖・強欲指数(Fear and Greed Index)

別名: 恐怖強欲指数 · Fear & Greed Index · センチメント指数

定義

恐怖・強欲指数とは、価格変動率や出来高、SNSの反応などを組み合わせて、市場参加者の心理を0(極度の恐怖)から100(極度の強欲)の数値で表した指標です。

恐怖・強欲指数の仕組み

暗号資産でよく参照されるのは、ビットコインを対象にした恐怖・強欲指数です。ボラティリティ、出来高と勢い、SNSでの言及、ビットコインのドミナンス、検索トレンドなどを組み合わせて計算されています。提供元によって構成要素や重み付けは異なります。

一般的には、0から24が「極度の恐怖」、75から100が「極度の強欲」と区分されます。極端な恐怖のときは投げ売りが出やすく、極端な強欲のときは高いレバレッジや資金調達率の上昇など、過熱のサインが重なりやすい傾向があります。

この指数は「今、市場がどんな気分か」を数値にしたもので、売買のタイミングを教えてくれるものではありません。強欲の状態が何週間も続くこともあります。自分が周りの雰囲気に流されていないかを点検する道具として使うのが現実的です。

具体例

ある週に指数が82(極度の強欲)を示し、同時に主要取引所の資金調達率が8時間あたり0.05%に上がっていたとします。これは1日で0.15%、年率に換算すると約55%で、ロングを持つためのコストがかなり高い状態です。あなたが10倍のレバレッジで1,000 USDTの証拠金を使い、10,000 USDT分のロングを持つと、1日の資金調達コストは約15 USDTです。数値の高さだけで売買を決めるのではなく、こうしたコストや清算価格を確認するきっかけにできます。

よくある失敗

  • 指数が「極度の恐怖」になったら必ず底値だと考えて、一度に全額を買ってしまう。
  • 強欲の状態が長く続く可能性を考えず、早すぎるタイミングでショートしてしまう。
  • 提供元によって計算方法が違うことを知らず、別のサイトの数値を比べてしまう。

学んで試す

よくある質問

恐怖・強欲指数はどのくらいの頻度で更新されますか?

代表的なビットコインの指数は1日1回更新されます。提供元によっては、より短い間隔で更新されるものもあります。

恐怖・強欲指数だけで売買してもよいですか?

この指数は市場の心理を示すもので、売買のタイミングを示すものではありません。資金調達率、出来高、自分のリスク許容度などと合わせて考える必要があります。