資金調達率(ファンディングレート)
別名: ファンディングレート · 資金調達率 · FR · funding rate
定義
資金調達率(ファンディングレート)とは、無期限先物の価格を現物価格に近づけるため、ロングとショートの間で定期的にやり取りされる支払いの率のことです。
資金調達率の仕組み
無期限先物には満期がないため、放っておくと先物価格が現物価格から大きく離れることがあります。そこで、先物価格が現物より高いときは資金調達率がプラスになり、ロングがショートに支払います。逆に先物が安いときはマイナスになり、ショートがロングに支払います。支払いは取引所ではなくトレーダー同士の間で行われます。
精算間隔は多くの取引所で8時間ごとですが、取引所や銘柄によっては1時間、2時間、4時間ごとのものもあり、相場が荒れると間隔が短く変更されることもあります。支払い額は、想定元本×資金調達率で計算され、精算時刻にポジションを持っている人だけが対象になります。
資金調達率は市場の偏りを映す指標としても使われます。高いプラスが続くのはロングが過熱しているサイン、大きなマイナスはショートが偏っているサインと見られます。ただし、それだけで価格の方向は決まりません。
具体例
BTCの無期限先物で想定元本20,000 USDTのショートを持ち、資金調達率が+0.03%、8時間ごとの精算だとします。ショートは1回あたり20,000×0.0003=6 USDTを受け取り、1日3回で18 USDTです。1週間続けば126 USDTです。同じ条件でロングを持っていれば、逆に126 USDTを支払うことになります。
よくある失敗
- 精算時刻を過ぎた直後にポジションを持っても、直前の精算分を受け取れると思う。
- 資金調達率を証拠金に対する率だと誤解し、実際は想定元本に掛かることを忘れる。
- 資金調達率が高いからといって、それだけで逆張りのポジションを取る。
学んで試す
取引所で試す
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11350287Binance を開くよくある質問
資金調達率がマイナスとはどういう意味ですか?
先物価格が現物より安い状態で、ショートがロングに支払います。ショートが多く偏っていることを示す場合があります。
資金調達率は取引所に払う手数料ですか?
いいえ、ロングとショートのトレーダー同士でやり取りされる支払いです。取引手数料とは別物です。
資金調達率はいつ発生しますか?
取引所が決めた精算時刻にポジションを持っている場合に発生します。多くは8時間ごとですが、取引所や銘柄で異なります。