基礎知識

FOMO(フォーモ)

別名: フォーモ · 取り残される恐怖

定義

FOMOとは「Fear Of Missing Out」の略で、値上がりに乗り遅れることへの不安から、冷静な判断をせずに買ってしまう心理のことです。

FOMOの仕組み

暗号資産では、SNSで「〇倍になった」という投稿が拡散されたり、価格が短時間で急騰したりすると、FOMOが起こりやすくなります。急いで買った結果、上昇の終盤で高値をつかみ、その後の調整で損失を抱えるのが典型的なパターンです。

FOMOによる取引には、計画がない、ポジションが大きすぎる、損切りの基準がない、という共通点があります。さらにレバレッジを使うと、少し逆に動いただけで強制ロスカットされる危険が高まります。

対策は、事前にルールを決めておくことです。1回の取引で失ってよい金額を総資金の1〜2%などに決め、エントリー価格、損切り価格、利益確定の目安を注文前に書き出します。急騰中の銘柄を見たときに、成行ですぐ買わず指値で待つだけでも、衝動的な取引を減らせます。

具体例

例えば、1時間で1ドルから1.4ドルへ40%上がったコインを、1.4ドルで1,000ドル分買ったとします。その後、上昇分の半分が戻って1.2ドルになると、評価額は約857ドルで、約143ドルの損失です。もし最初から1回の損失上限を総資金5,000ドルの2%(100ドル)と決めていれば、ポジションをもっと小さくするか、エントリーを見送る判断ができたはずです。

よくある失敗

  • 急騰しているチャートだけを見て、成行で一気に買うこと。
  • 乗り遅れた分を取り戻そうとして、レバレッジを高くすること。
  • 損切りの基準を決めずに買い、下がってから判断を先延ばしにすること。

学んで試す

よくある質問

FOMOとFUDの違いは何ですか?

FOMOは乗り遅れへの恐怖から買いに走る心理で、FUDは恐怖や不安、疑念をあおる情報によって売りに傾く状況を指します。

FOMOを防ぐにはどうすればいいですか?

取引前にエントリー、損切り、ポジションサイズを決めておき、ルールに合わない取引はしないことが有効です。