先物・証拠金

無期限先物(パーペチュアル)

別名: パーペチュアル · 無期限先物契約 · パーペチュアル先物 · perpetual futures

定義

無期限先物(パーペチュアル)とは、満期日がなく、いつまでもポジションを持ち続けられる先物契約で、資金調達率(ファンディングレート)の支払いによって価格を現物価格に近づける仕組みです。

無期限先物の仕組み

通常の先物には満期日があり、その日に現物価格へ収束します。無期限先物には満期がないため、代わりに資金調達率という仕組みを使います。先物価格が現物価格(インデックス価格)より高いときはロングがショートに、低いときはショートがロングに定期的に支払いを行い、価格の乖離を縮めます。

多くの取引所で資金調達率は8時間ごとに精算されますが、取引所や銘柄によっては1時間、2時間、4時間ごとのものもあります。ポジションを長く持つほど支払いや受け取りが積み重なるため、契約仕様のページで精算間隔を確認しておくことが大切です。

強制ロスカットの判定には、直近の約定価格ではなくマーク価格が使われるのが一般的です。これにより、一瞬のヒゲによる不当な清算を防いでいます。Binance、OKX、Bybit、Bitgetなどの大手取引所のほか、Hyperliquidのようなオンチェーンの無期限先物DEXもあります。

具体例

ETHの無期限先物で、想定元本12,000 USDTのロングを持っているとします。資金調達率が+0.01%で8時間ごとの精算なら、1回あたり12,000×0.0001=1.2 USDTをショート側に支払います。1日3回で3.6 USDT、30日続けば108 USDTです。資金調達率が−0.02%に変わると、ロングは逆に1回2.4 USDTを受け取ります。

よくある失敗

  • 満期がないので放置しても大丈夫だと考え、資金調達率の支払いが積み重なるのを見落とす。
  • 全ての取引所・銘柄で資金調達率の精算が8時間ごとだと思い込む。
  • 画面の最終取引価格だけを見て、強制ロスカットの判定にマーク価格が使われることを知らない。

学んで試す

取引所で試す

Binance で利用できます。当サイトのリンクから登録すると、下の招待コードが適用されます。

招待コード11350287Binance を開く

よくある質問

無期限先物と通常の先物の違いは何ですか?

通常の先物には満期日があり、その日に決済されます。無期限先物は満期がなく、資金調達率の支払いで価格を現物に近づけます。

無期限先物を長期間持つとコストはかかりますか?

資金調達率がプラスのときにロングを持つと定期的に支払いが発生します。相場の状況によって受け取る側になることもあり、コストは一定ではありません。