インデックス価格
別名: インデックスプライス · 指数価格 · index price
定義
インデックス価格とは、複数の主要な現物取引所の価格を加重平均して算出した、その暗号資産の現物の基準価格のことで、マーク価格や資金調達率の計算に使われます。
インデックス価格の仕組み
先物取引所は、自社の先物価格が現物市場からどれだけ離れているかを測るために、外部の基準となる価格を必要とします。それがインデックス価格です。複数の大手現物取引所の価格を取得し、取引量などに応じて重み付けして平均を出します。
インデックス価格は、マーク価格の土台となり、資金調達率の計算や限月先物の決済価格にも使われます。1つの取引所で価格が急に動いたり、データが途絶えたりした場合には、その取引所の重みを下げたり除外したりするルールが設けられているのが一般的です。
構成する取引所や重み付けの方法、更新頻度は取引所ごとに違い、多くは契約仕様のページで公開されています。分散型の先物取引所では、オラクルと呼ばれる仕組みで外部の価格をブロックチェーン上に取り込み、同じような役割を果たしています。
具体例
ある取引所のETHインデックスが、3つの現物取引所の価格から構成されているとします。取引所Aが3,010 USDT(重み50%)、取引所Bが3,000 USDT(重み30%)、取引所Cが2,990 USDT(重み20%)なら、インデックス価格は3,010×0.5+3,000×0.3+2,990×0.2=3,003 USDTです。取引所Cだけが一時的に2,800 USDTまで急落しても、異常値として除外されればインデックスはほぼ変わりません。
よくある失敗
- インデックス価格を、自分が取引している取引所の現物価格と同じだと思い込む。
- インデックスの構成取引所が取引所ごとに違うことを知らず、別の取引所と比べて混乱する。
- 限月先物の決済価格がインデックスの一定時間の平均で決まることを知らず、満期時の損益に驚く。
学んで試す
よくある質問
インデックス価格とマーク価格の違いは何ですか?
インデックス価格は現物市場の基準価格、マーク価格はそれに先物と現物の価格差などを加味した清算判定用の価格です。
インデックス価格の構成はどこで確認できますか?
多くの取引所では、契約仕様やインデックスの説明ページで構成取引所と重みを公開しています。