先物取引(先物契約)
別名: 先物 · 先物契約 · フューチャーズ · futures
定義
先物取引とは、ある資産を将来の特定の時点に、あらかじめ決めた価格で売買することを約束する契約で、暗号資産では現物を持たずに価格変動の差額だけをやり取りするのが一般的です。
先物取引の仕組み
現物取引では実際にBTCやETHを買って保有しますが、先物取引で売買するのは「価格に連動する契約」です。暗号資産の先物の多くは差金決済で、決済時には価格差の分だけ証拠金が増減します。そのため、値上がりを狙う買い(ロング)だけでなく、値下がりで利益が出る売り(ショート)も同じように簡単に持てます。
暗号資産の先物には大きく2種類あります。満期日が決まっていて、その日に決済される限月(デリバリー)先物と、満期がなく資金調達率で価格を現物に近づける無期限先物(パーペチュアル)です。取引量では無期限先物が圧倒的に多く、海外の大手取引所ではUSDT建てとコイン建ての両方が提供されています。
先物では証拠金を差し入れてレバレッジをかけられるため、少ない資金で大きなポジションを持てる一方、損失も同じ比率で大きくなります。証拠金が足りなくなると強制ロスカットされます。日本国内の暗号資産交換業者では、個人向けの暗号資産デリバティブのレバレッジ上限は2倍です。
具体例
BTCが60,000 USDTのとき、想定元本0.5 BTC(30,000 USDT)分の先物を買い、証拠金を3,000 USDT入れたとします(10倍)。BTCが63,000 USDTに上がって決済すれば、利益は(63,000−60,000)×0.5=1,500 USDTで、証拠金に対して50%です。逆に57,000 USDTに下がれば1,500 USDTの損失となり、証拠金の半分を失います。
よくある失敗
- 先物で買ったBTCを、現物と同じように自分のウォレットへ出金できると考える。
- 値動きの割合とレバレッジを掛けた損益の割合を混同し、損失の大きさを過小評価する。
- 無期限先物と限月先物の違いを知らず、満期日の自動決済や資金調達率の支払いに驚く。
学んで試す
取引所で試す
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11350287Binance を開くよくある質問
先物取引と現物取引の違いは何ですか?
現物取引は資産そのものを売買して保有し、先物取引は価格に連動する契約を売買します。先物はレバレッジやショートが使える一方、強制ロスカットのリスクがあります。
暗号資産の先物は日本でも取引できますか?
国内の登録業者でも暗号資産のデリバティブ取引が提供されており、個人のレバレッジ上限は2倍です。海外取引所の利用については、各国の規制や取引所の対応地域を確認してください。