規制と KYC

ビットコイン現物ETF

別名: ビットコインETF · 現物ETF · spot bitcoin ETF

定義

ビットコイン現物ETFとは、運用会社が実際のビットコインを保有し、その価格に連動するよう設計された、証券取引所に上場している投資信託のことです。

ビットコイン現物ETFの仕組み

米国では2024年1月にビットコイン現物ETFの取引が始まりました。投資家は暗号資産取引所の口座やウォレットを使わずに、証券会社の口座から株式と同じようにETFを売買できます。ビットコインの保管はカストディ業者が担当します。

先物ETFは先物契約を保有するため、限月の乗り換えコストなどで現物価格とずれが出やすいのに対し、現物ETFは実際のビットコインを保有するので価格の連動性が高いのが特徴です。ただし、信託報酬(経費率)が毎年差し引かれ、ETFの売買は証券取引所の取引時間中に限られます。

ETFを買っても、あなた自身がビットコインを受け取ったり、ブロックチェーン上で送金したりすることはできません。どの国のETFを、どの証券会社で買えるかは、各国の制度によって異なります。

具体例

あなたが現物ETFに100万円分投資し、その年の経費率が0.25%だったとします。ビットコインの価格がまったく変わらなかった場合、1年後の評価額は経費の分だけ減り、約997,500円になります。一方、取引所で100万円分のビットコインを直接買う場合は、売買手数料やスプレッドを払う代わりに、毎年の経費はかかりません。また、ETFは週末に取引できないので、土曜日にビットコインが10%動いても、ETFの価格に反映されるのは月曜日の取引開始後です。

よくある失敗

  • ETFを買えば自分のウォレットにビットコインを送れると考えてしまう。
  • 経費率を確認せず、長期保有での差を見落とす。
  • ETFの取引時間外にも、ビットコインと同じように24時間売買できると思い込む。

学んで試す

よくある質問

ビットコイン現物ETFと先物ETFの違いは何ですか?

現物ETFは実際のビットコインを保有し、先物ETFはビットコイン先物の契約を保有します。先物ETFは限月の乗り換えにかかるコストなどで、現物価格とのずれが出やすくなります。

日本でビットコイン現物ETFを買えますか?

購入できるかどうかは日本の制度と各証券会社の取り扱いによって異なり、制度の見直しによって変わる可能性があります。利用する証券会社の最新の案内を確認してください。