先物・証拠金

マージンコール(追証)

別名: 追証 · 追加証拠金 · 証拠金維持率アラート · margin call

定義

マージンコールとは、損失によって証拠金が一定の水準を下回ったときに、取引所が追加の入金やポジションの縮小を求める警告や通知のことです。

マージンコールの仕組み

伝統的な証券取引では、マージンコールを受けると期限までに追加の証拠金(追証)を入れなければなりません。暗号資産取引所では仕組みが少し違い、多くの場合は警告の通知を出すだけで、実際には証拠金が維持証拠金を下回った時点で自動的に強制ロスカットが行われます。期限を待ってくれるわけではありません。

取引所によって、証拠金維持率がある水準に達したときにメールやアプリで通知する機能があります。通知の基準やタイミングは取引所ごとに異なり、相場が急変すると通知が届く前に清算されることもあります。国内の業者では、証拠金維持率が一定以下になると追証が発生するルールを設けているところもあります。

マージンコールを受けたときの選択肢は、証拠金を追加する、ポジションの一部を決済する、損切りして撤退する、の3つです。追加入金で耐えるのは、相場がさらに逆行すれば損失を広げるだけになることもあります。

具体例

クロスマージン口座に2,000 USDTがあり、想定元本40,000 USDTのポジションの維持証拠金が400 USDTだとします。取引所の設定で、証拠金残高が維持証拠金の125%にあたる500 USDTを下回ると通知が届くとします。含み損が1,500 USDTに達して残高が500 USDTになったところで通知が来ます。そこからさらに100 USDT損失が増えれば、残高は400 USDTになり清算が始まります。

よくある失敗

  • 暗号資産取引所でも追証の通知後に入金の猶予期間があると思い込む。
  • 通知を待ってから対処しようとして、急変時に通知より先に清算される。
  • マージンコールのたびに追加入金を繰り返し、損失を大きく広げる。

学んで試す

よくある質問

マージンコールと強制ロスカットの違いは何ですか?

マージンコールは証拠金不足の警告、強制ロスカットは実際にポジションが決済されることです。暗号資産取引所では警告からロスカットまでの猶予がほとんどない場合があります。

マージンコールを受けたらどうすればよいですか?

証拠金を追加するか、ポジションを減らすか、損切りするかを判断します。追加入金は損失をさらに広げる可能性もあるため、事前に決めた損切りルールを優先してください。