先物・証拠金

リデュースオンリー注文(決済専用注文)

別名: リデュースオンリー · 決済専用 · reduce-only · Reduce Only

定義

リデュースオンリー注文とは、既存のポジションを減らす方向にしか約定しない注文の設定で、意図せず反対方向の新規ポジションを建ててしまうことを防ぎます。

リデュースオンリー注文の仕組み

先物取引の一方向モードでは、ロングを持った状態で売り注文を出すと、ロングを減らすと同時に、数量が多すぎた分は新しいショートになってしまうことがあります。リデュースオンリーを指定すると、その注文はポジションを閉じる・減らすためにしか使われず、保有量を超える部分は自動的に取り消されるか縮小されます。

特に役立つのが、利益確定や損切りの注文をあらかじめ置いておく場面です。手動でポジションを一部決済した後に、元の数量で出していた利確注文が約定すると、意図しない反対ポジションができてしまいます。リデュースオンリーなら、その心配がありません。

多くの取引所では、ポジションに紐付けた利確・損切り(TP/SL)は自動的にリデュースオンリーとして扱われます。指値注文や逆指値注文で個別に出す場合は、チェックボックスで指定します。両建てモードでの扱いや名称は取引所ごとに少し異なります。

具体例

ETHのロングを2 ETH持っていて、3,600 USDTに3 ETHの売りの指値を置いたとします。リデュースオンリーなしだと、約定時に2 ETHのロングが決済され、残りの1 ETHが新しいショートになります。リデュースオンリーを指定していれば、約定するのは2 ETHだけで、ポジションはゼロになって終わります。もし途中で手動で1 ETHを決済していれば、約定するのは残りの1 ETHだけです。

よくある失敗

  • 利確注文の数量を保有量より多く設定し、リデュースオンリーを付けずに反対ポジションを建ててしまう。
  • 手動で一部決済した後、残っていた古い決済注文を取り消し忘れる。
  • 新規エントリーの注文に誤ってリデュースオンリーを付け、注文が通らずに戸惑う。

学んで試す

よくある質問

リデュースオンリーはどんなときに使いますか?

利益確定や損切りの注文を事前に置くときに使います。数量が保有量を超えても、反対方向の新規ポジションにならないので安全です。

ポジションがないときにリデュースオンリー注文を出すとどうなりますか?

減らすポジションがないため、注文が受け付けられないか、すぐに取り消されます。