基礎知識

弱気相場(ベアマーケット)

別名: ベア相場 · ベアマーケット · 下落相場 · Bear market

定義

弱気相場(ベアマーケット)とは、価格が長期間にわたって下落傾向を続け、悲観的な見方が市場に広がっている相場のことです。

弱気相場の仕組み

熊(ベア)が前足を上から振り下ろす様子が由来とされます。株式市場では高値から20%以上の下落が目安とされることがありますが、暗号資産の弱気相場では、主要銘柄でも高値から50%以上、小型銘柄では90%以上下落することもあります。

弱気相場では出来高が減り、悪いニュースに敏感に反応しやすくなります。途中で一時的に大きく反発する「ベアマーケットラリー」も起こるため、底を見極めるのは困難です。

弱気相場での選択肢には、現物を少しずつ積み立てる、ステーブルコインで待機する、先物でショート(売り)を使うなどがあります。ただし、ショートは急な反発で損失や強制ロスカットにつながることがあるため、仕組みを理解してから使う必要があります。

具体例

例えば、あるアルトコインが高値の10ドルから80%下落して2ドルになったとします。元の10ドルに戻るには、2ドルから400%(5倍)の上昇が必要です。下落率と、元に戻るために必要な上昇率は同じではありません。50%下落なら必要な上昇は100%、90%下落なら900%になります。

よくある失敗

  • 「もう十分下がった」と考え、根拠なく全資金で底値買いを狙うこと。
  • 一時的な反発を相場の転換と思い込み、レバレッジで買い向かうこと。
  • 回復に必要な上昇率を考えずに、大きく下がった小型銘柄のナンピン買いを繰り返すこと。

学んで試す

よくある質問

弱気相場ではどうすればいいですか?

決まった正解はありませんが、資金管理を見直し、生活資金を投じないことが基本です。積立やステーブルコインでの待機など、自分のルールに合った方法を選びます。

弱気相場と調整の違いは何ですか?

調整は上昇トレンドの途中での一時的な下落を指し、弱気相場はより長期で大きな下落トレンドを指します。両者の境界に明確な定義はありません。