DeFi

DEX(分散型取引所)

別名: 分散型取引所 · DEX · デックス

定義

DEX(分散型取引所)とは、運営会社が資産を預からず、スマートコントラクトを使ってウォレット同士で直接暗号資産を交換できる取引所です。

DEXの仕組み

Uniswap、PancakeSwap、Raydiumなどが代表的です。多くのDEXは、利用者が預けた資金でつくる流動性プールとAMM(自動マーケットメーカー)の仕組みで価格を決めます。オンチェーンの板(オーダーブック)を使うDEXもあります。

本人確認や口座開設が不要で、ウォレットを接続するだけで取引できます。上場前の新しいトークンも誰でも取引できるため、選択肢が広い反面、詐欺トークンやラグプルも混ざっています。

コスト面では、取引手数料に加えてガス代とスリッページがかかります。流動性が少ないトークンほど、注文が大きいと価格が不利に動きます。取引所(CEX)との違いを理解して使い分けましょう。

具体例

あなたがDEXで1,000 USDCを使ってトークンを買うとします。スワップ手数料が0.3%なら3 USDCが差し引かれます。さらにガス代が2ドル、プールの流動性が薄くて実際の約定価格が表示価格より1%不利だったとすると、実質のコストは3+2+約10で約15ドル、つまり購入額の約1.5%になります。スリッページ許容値を0.5%に設定していれば、この取引は失敗して資金は戻ります(ガス代はかかります)。

よくある失敗

  • トークン名だけで検索し、同名の偽トークンのコントラクトを買ってしまうこと。
  • スリッページ許容値を大きくしすぎて、不利な価格で約定すること。
  • ガス代を考慮せず、少額の取引を何度も繰り返すこと。

学んで試す

よくある質問

DEXとCEXはどちらが安全ですか?

リスクの種類が違います。DEXは運営者に資産を預けない反面、スマートコントラクトや詐欺トークン、自己管理のリスクがあります。CEXは運営会社の管理と規制に依存します。

DEXで買ったトークンはどこに保管されますか?

接続したあなた自身のウォレットに直接届きます。DEXの運営側がトークンを預かることはありません。