パーペチュアルDEX(オンチェーン無期限先物)
別名: Perp DEX · パープDEX · 分散型無期限先物取引所 · オンチェーンパーペチュアル
定義
パーペチュアルDEXとは、無期限先物(パーペチュアル)を、自分のウォレットから証拠金を入れてブロックチェーン上で取引できる分散型取引所です。
パーペチュアルDEXの仕組み
Hyperliquid、dYdX、GMXなどが代表例です。中央集権型取引所と同じように、ロングやショート、レバレッジ、資金調達率(ファンディングレート)、強制ロスカット(清算)の仕組みがあります。違いは、資産を取引所に預けずにウォレットとスマートコントラクトで管理する点です。
仕組みはプロトコルによって大きく異なります。独自のブロックチェーン上でオンチェーンの板を運用するもの、流動性プールが取引相手になるもの、オラクル価格で約定するものなどがあります。資金調達率の精算間隔や清算のルールも、それぞれの仕様を確認する必要があります。
リスクは、レバレッジ取引そのもののリスクに加えて、スマートコントラクトやブリッジの脆弱性、オラクルの異常、流動性の薄さなどです。日本の国内業者で認められているレバレッジ上限(個人は2倍)とは異なる高倍率が提供されていることもあり、清算の仕組みを理解してから使いましょう。
具体例
あなたが1,000 USDCを証拠金に、5倍のレバレッジでBTCの無期限先物を5,000 USDC分ロングしたとします。BTCが10%上がれば利益は500 USDCで、証拠金に対して50%です。逆に約18%下がると、損失が約900 USDCになり、維持証拠金を下回って清算される可能性があります。正確な清算価格は、取引所ごとの維持証拠金率や手数料で変わります。
よくある失敗
- 分散型だから清算されないと誤解し、高いレバレッジをかけること。
- 資金調達率の精算間隔を確認せず、長期保有でコストが積み上がること。
- ブリッジで資金を入金する際、偽サイトや誤ったネットワークを使うこと。
学んで試す
よくある質問
パーペチュアルDEXと中央集権型取引所の先物の違いは何ですか?
主な違いは資産の管理方法です。DEXでは証拠金を自分のウォレットとスマートコントラクトで管理し、取引記録もオンチェーンで確認できます。一方で、サポート体制や流動性はCEXの方が厚いことが多いです。
パーペチュアルDEXに本人確認は必要ですか?
多くのパーペチュアルDEXはウォレット接続だけで利用できますが、地域によって利用を制限しているものもあります。居住国のルールや利用規約を確認してください。